2006年 04月 16日
昔、一度だけ行った場所 |
1 :大人になった名無しさん :04/04/29 21:28
子供の頃一度だけ、俺のはとことかいう兄弟と会ったんだ。
そしてものすごく巨大な団地に行った。
高いコンクリートの壁の谷間で、俺たちは大はしゃぎで遊んだ。
なぜだか俺たち以外の人間がいた記憶がない。まるでその団地は、俺たちだけのために用意された遊び場みたいだった。
階段を駆け上がったり、下水道に潜ったり……あっという間に日は暮れた。
一晩だけおばあちゃんちに泊まって、次の日には俺たちは別れた。以来二度と会ってない。
あの日、行った場所がどこだったのか、俺は随分経ってから親に訊いてみた。
でももちろん覚えてはいなかった。ばあちゃんちの周囲は一面田んぼが広がっていて、
あんな団地があるような場所じゃない。子供だけでそんな遠くまで行けるはずが無かったのに……。
今でもあの無人のコンクリート群に俺たちの声だけが響いていたのを覚えてる。
たった一度しか行かなかったのに、妙に心に残ってる……そんな場所。
そこがどこだったか思い出せなくてもOKです。
そこで会った人とか、経験したこと。風景のこと。
そんなことを語りましょう。
2 :大人になった名無しさん :04/04/29 22:10
漫画とかにありがちだけど、小学生の頃近所の大通りを歩いていたら
見たことない細道があった。
通って、そこを出たら小さい公園があった。
ブランコ・砂場・滑り台だけしかなかった気がする。
そこで同い年位の女の子にあって、一緒に遊んで、門限がきたので別れた。
次の日行ってみたら公園がない。小一時間は探した。けど見つからなかった。
マジな話。
すんげぇ不思議だ。
確か一緒に遊んだ女の子は隣の町の小学校に通ってるとか言ってたなぁ。
3 :大人になった名無しさん :04/04/30 00:00
>>2
同じ体験をしたことがある。しかも16歳頃、高校生時代。
自転車通学でなんとなくいつも通る道を一本手前で曲がってみたら、まったく観た事もない町並みに出てしまった。
正確には町というより古い村のような景色。関東地方なのに、まるで沖縄にでも来たみたいに低い石垣と植え込みが
あって、どの家も木造藁葺き屋根だった。しばらく行けば元の道に通じる曲がる道がきっとあるだろうと思い、そのまま
進んでみると、古い神社の境内にうっすらと光る提灯と盆踊りのやぐらがあった。でも誰もいなかった。
ふと気づくと、最初に曲がってから神社に着くまでの間にも誰一人も見掛けなかったことが急に怖くなって、そのまま
急いで最初に曲がった馴染みの道まで戻った。
それからしばらくして、その道の先を観てみたくて曲がった道を探したけれど、結局見つからなかった。
実話。
4 :大人になった名無しさん :04/04/30 13:49
夏休み婆さんの家に行った。すぐ裏に公園があるんだが狭いし既に遊び飽きてた。
そういえば、かなり奥の方にもうひとつでかい公園があったのを思い出し、一人では行ってはいけないと言う親との約束を
破り無断で、ソノ公園に遊びに行ってしまった。
そこは白い象さんの形の滑り台があって、勝手に象公園と呼んでいた。そこで、キックベースをやってた男の子たちに
混ぜてもらい遊んだ。本当に、楽しかった。
俺のたまたまの活躍で、俺たちチームが勝利して一緒に遊んだ子達に「明日も、頼むぜ」と言われたが明日は、帰る日だった。
が、言い出せずに明日公園での集合時間まで、約束してしまった。
名前も聞かず、住んでるところも聞かなかったけど、大昔からの友人のように遊べた。
でも、約束破って悪いことしたな。
5 :大人になった名無しさん :04/05/05 02:40
ある・・・知ってる土地なはずなのに、見たことが無い風景が広がっていた事。
よくフェンスとか大きなブロック塀をよじ登り、知らない場所へ行ってた。
でも何度も行くうちに道も覚えたり、その風景も詳しくなっていった。
でも、ある日いつもと同じようにして来たのになんかおかしかった。
見た事も無いアパート(団地?)が並び、その中にあった、
物静かで日の当らない公園に辿りついた。もちろん初めて見る。1人でブランコに、
乗った記憶がある。でも静かすぎて恐くなって帰っちゃったね。そんで、それっきり。
何度行っても、公園とかないし、私の見た風景って一体なんなんやろう??
もう1つの場所は2回行った事が有るけど消えてた。初めて行って、また行ったら無くなってた。
時が大分経って行って見たら、なんかまた偶然あった!知ってる場所からは想像できひんような、
風景が広がってたのを覚えてる。道が横に斜めになってたり、階段があるけど、
幅が狭すぎて上れなかったり、ぐるぐるとカーブだらけだったり・・・
・・・かなり不思議な場所だった。引っ越してしまったが、まだあるんかな?ってか実在するんか??
10 :大人になった名無しさん :04/05/10 01:02
昔、幼稚園に通ってたときに課外学習みたいなので
男女、手を繋ぎ先生を先頭にクラス全員で道路を並んで歩いて、
今じゃ殆ど見られなくなった様な小川が横にある草だらけの原っぱで
シロツメグサの冠をつくったりままごとや鬼ごっこをして
半日遊んだ。そこへ行ったのはただ一度だけでそれから数日も
たたないある日、そこへ行く道は通行止めの看板でふさがれ
みるみるうちにその先は高速道路に整備され、原っぱも無くなってしまった。
今じゃ昔遊んでたような空き地みたいなとこも住宅やら店が立ち並んで
ずいぶん変わってしまったなぁ~・・・
どんどん見慣れた景色が変わっていく・・・悲しいね。
34 :大人になった名無しさん :2005/06/21(火) 10:00:37
幼稚園にあがる前だったかな。
親にいつも「あまり遠くまで出かけるな」て言われてたもんだから、
普段は絶対に通らない道ほど、魅力的だったんだよな・・・
ある日思い切って、住んでたアパートの裏側から伸びる路地を歩いてみた。
なぜか、大切にしていたガンダムのプラモを持って。
まっすぐに伸びる道の右側には駄菓子屋があって、小学生がたくさんいて怖かった。
左側には氷屋があって、のこぎりを引くような音がまた怖かった。
しばらく歩くと、男の子が1人で遊んでた。
その子が手に持っていたおもちゃはマクロスのプラモだった。
マクロスのプラモが喉から手が出る程欲しかったのに、なかなか買って貰えなかった俺は、
それを持っている子だから仲良くしよう、という思いだけでその子に話しかけた。
年はたぶん俺より1つか2つ上、ちょっとお兄ちゃんて感じに映った。
ひとしきり遊んだあと、また遊ぼうねとガンダムとマクロスのプラモを交換した。
ちょっと暗くなってしまってから帰宅した俺は、親にもの凄い勢いで叱られた。
また叱られるのが嫌で、しばらく裏路地へ行けなかった。
1週間?1ヶ月?どれくらいの期間行かなかったのかおぼえてないけど、また裏路地に。
プラモを交換した男の子がいないどころか、全然景色が違っていた。
道を間違えたかなと思ってぐるぐるまわってみたけど、氷屋も駄菓子屋も無い。
日を改めて何度も何度も行ってみたけど、やっぱり無い。あの景色はどこにも無かった。
男の子も、見つけられなかった。
確かに交換したプラモは手に持っていたのに、あの場所は・・・いまだにわからん。
45 :大人になった名無しさん :2005/09/08(木) 21:02:23
中学一年の頃。
自転車でそこら辺を冒険していたら、見慣れない畑。というより草原だったのかもしれない。
自分の家の近くに、こんなに緑の香りが有るとはと、感動していた。
しばらく適当に進むと、木で出来た店が有った。
どんな店だったかは忘れたけれど、出入り口付近にタルが置いてあった。中には見慣れない妙な物がたくさん有った。
なんでこんなでかい畑に、こんな店があるんだ?と不思議に思った。入ろうとも思ったけどやめておいた。
今でもたまにそこら辺に行く。草原は普通に見つかるのだが、どこを探しても店は見つからない。本当に一面が緑のようなところで、辺りを見回せば店なんかすぐに見つかると思うのだが。
うーむ。
48 :大人になった名無しさん :2006/03/02(木) 21:03:10
小学校低学年くらいだったときのこと。
はじめて姉と二人だけで近所にあった自然公園に行ったとき、
その公園内で行われている自然観察ツアーというものに参加した。
普段は自然保護の為立ち入り禁止されている場所にツアー指導者とともに進入し、自然を間近で観察する、というものだ。
当時住んでいた場所はどちらかというと都市に近いほうで、自然を感じることが少なかった為、ツアーに参加するときは喜んで参加していた。
その日ももちろん参加したのだが、なぜか参加者が姉と私と指導者の三人しかいなかった。
参加者が自分達しかいないということに開放感があり、いつもなら他人のペースにあわせて観察をしていたのだが、そのときは自分達のペースで観察を楽しめるということでワクワクしていた。
そして三人で観察を続けているうちに、指導者が手招きをして呼んだ。
見ると、とても珍しいらしい蝶が飛んでいた。
種類名や色の感じは記憶がおぼろでよくわからないが、その蝶はなにか特別なオーラを漂わせているようで綺麗だったと思う。
するとその蝶は、公園の奥のほうへ飛んでいってしまった。
残念がっていたが、指導者はその飛んでいったほうへ私たちを連れていってくれた。
そして、いつもは観察ツアーでも入ることを禁じられている道へと入ることが出来た。
その奥はいっそう自然が深まっている感じで、その奥に先ほどの蝶を見つけることができた。
指導者はその蝶についていろいろ教えてくれたが、もう観察時間が無くなり入り口へ戻ることになった。
それ以来、ツアーに参加してもその道の奥に行くことはなかった。
あの時だけに蝶に連れられて入ることのできた、秘密の道だった。
子供の頃一度だけ、俺のはとことかいう兄弟と会ったんだ。
そしてものすごく巨大な団地に行った。
高いコンクリートの壁の谷間で、俺たちは大はしゃぎで遊んだ。
なぜだか俺たち以外の人間がいた記憶がない。まるでその団地は、俺たちだけのために用意された遊び場みたいだった。
階段を駆け上がったり、下水道に潜ったり……あっという間に日は暮れた。
一晩だけおばあちゃんちに泊まって、次の日には俺たちは別れた。以来二度と会ってない。
あの日、行った場所がどこだったのか、俺は随分経ってから親に訊いてみた。
でももちろん覚えてはいなかった。ばあちゃんちの周囲は一面田んぼが広がっていて、
あんな団地があるような場所じゃない。子供だけでそんな遠くまで行けるはずが無かったのに……。
今でもあの無人のコンクリート群に俺たちの声だけが響いていたのを覚えてる。
たった一度しか行かなかったのに、妙に心に残ってる……そんな場所。
そこがどこだったか思い出せなくてもOKです。
そこで会った人とか、経験したこと。風景のこと。
そんなことを語りましょう。
2 :大人になった名無しさん :04/04/29 22:10
漫画とかにありがちだけど、小学生の頃近所の大通りを歩いていたら
見たことない細道があった。
通って、そこを出たら小さい公園があった。
ブランコ・砂場・滑り台だけしかなかった気がする。
そこで同い年位の女の子にあって、一緒に遊んで、門限がきたので別れた。
次の日行ってみたら公園がない。小一時間は探した。けど見つからなかった。
マジな話。
すんげぇ不思議だ。
確か一緒に遊んだ女の子は隣の町の小学校に通ってるとか言ってたなぁ。
3 :大人になった名無しさん :04/04/30 00:00
>>2
同じ体験をしたことがある。しかも16歳頃、高校生時代。
自転車通学でなんとなくいつも通る道を一本手前で曲がってみたら、まったく観た事もない町並みに出てしまった。
正確には町というより古い村のような景色。関東地方なのに、まるで沖縄にでも来たみたいに低い石垣と植え込みが
あって、どの家も木造藁葺き屋根だった。しばらく行けば元の道に通じる曲がる道がきっとあるだろうと思い、そのまま
進んでみると、古い神社の境内にうっすらと光る提灯と盆踊りのやぐらがあった。でも誰もいなかった。
ふと気づくと、最初に曲がってから神社に着くまでの間にも誰一人も見掛けなかったことが急に怖くなって、そのまま
急いで最初に曲がった馴染みの道まで戻った。
それからしばらくして、その道の先を観てみたくて曲がった道を探したけれど、結局見つからなかった。
実話。
4 :大人になった名無しさん :04/04/30 13:49
夏休み婆さんの家に行った。すぐ裏に公園があるんだが狭いし既に遊び飽きてた。
そういえば、かなり奥の方にもうひとつでかい公園があったのを思い出し、一人では行ってはいけないと言う親との約束を
破り無断で、ソノ公園に遊びに行ってしまった。
そこは白い象さんの形の滑り台があって、勝手に象公園と呼んでいた。そこで、キックベースをやってた男の子たちに
混ぜてもらい遊んだ。本当に、楽しかった。
俺のたまたまの活躍で、俺たちチームが勝利して一緒に遊んだ子達に「明日も、頼むぜ」と言われたが明日は、帰る日だった。
が、言い出せずに明日公園での集合時間まで、約束してしまった。
名前も聞かず、住んでるところも聞かなかったけど、大昔からの友人のように遊べた。
でも、約束破って悪いことしたな。
5 :大人になった名無しさん :04/05/05 02:40
ある・・・知ってる土地なはずなのに、見たことが無い風景が広がっていた事。
よくフェンスとか大きなブロック塀をよじ登り、知らない場所へ行ってた。
でも何度も行くうちに道も覚えたり、その風景も詳しくなっていった。
でも、ある日いつもと同じようにして来たのになんかおかしかった。
見た事も無いアパート(団地?)が並び、その中にあった、
物静かで日の当らない公園に辿りついた。もちろん初めて見る。1人でブランコに、
乗った記憶がある。でも静かすぎて恐くなって帰っちゃったね。そんで、それっきり。
何度行っても、公園とかないし、私の見た風景って一体なんなんやろう??
もう1つの場所は2回行った事が有るけど消えてた。初めて行って、また行ったら無くなってた。
時が大分経って行って見たら、なんかまた偶然あった!知ってる場所からは想像できひんような、
風景が広がってたのを覚えてる。道が横に斜めになってたり、階段があるけど、
幅が狭すぎて上れなかったり、ぐるぐるとカーブだらけだったり・・・
・・・かなり不思議な場所だった。引っ越してしまったが、まだあるんかな?ってか実在するんか??
10 :大人になった名無しさん :04/05/10 01:02
昔、幼稚園に通ってたときに課外学習みたいなので
男女、手を繋ぎ先生を先頭にクラス全員で道路を並んで歩いて、
今じゃ殆ど見られなくなった様な小川が横にある草だらけの原っぱで
シロツメグサの冠をつくったりままごとや鬼ごっこをして
半日遊んだ。そこへ行ったのはただ一度だけでそれから数日も
たたないある日、そこへ行く道は通行止めの看板でふさがれ
みるみるうちにその先は高速道路に整備され、原っぱも無くなってしまった。
今じゃ昔遊んでたような空き地みたいなとこも住宅やら店が立ち並んで
ずいぶん変わってしまったなぁ~・・・
どんどん見慣れた景色が変わっていく・・・悲しいね。
34 :大人になった名無しさん :2005/06/21(火) 10:00:37
幼稚園にあがる前だったかな。
親にいつも「あまり遠くまで出かけるな」て言われてたもんだから、
普段は絶対に通らない道ほど、魅力的だったんだよな・・・
ある日思い切って、住んでたアパートの裏側から伸びる路地を歩いてみた。
なぜか、大切にしていたガンダムのプラモを持って。
まっすぐに伸びる道の右側には駄菓子屋があって、小学生がたくさんいて怖かった。
左側には氷屋があって、のこぎりを引くような音がまた怖かった。
しばらく歩くと、男の子が1人で遊んでた。
その子が手に持っていたおもちゃはマクロスのプラモだった。
マクロスのプラモが喉から手が出る程欲しかったのに、なかなか買って貰えなかった俺は、
それを持っている子だから仲良くしよう、という思いだけでその子に話しかけた。
年はたぶん俺より1つか2つ上、ちょっとお兄ちゃんて感じに映った。
ひとしきり遊んだあと、また遊ぼうねとガンダムとマクロスのプラモを交換した。
ちょっと暗くなってしまってから帰宅した俺は、親にもの凄い勢いで叱られた。
また叱られるのが嫌で、しばらく裏路地へ行けなかった。
1週間?1ヶ月?どれくらいの期間行かなかったのかおぼえてないけど、また裏路地に。
プラモを交換した男の子がいないどころか、全然景色が違っていた。
道を間違えたかなと思ってぐるぐるまわってみたけど、氷屋も駄菓子屋も無い。
日を改めて何度も何度も行ってみたけど、やっぱり無い。あの景色はどこにも無かった。
男の子も、見つけられなかった。
確かに交換したプラモは手に持っていたのに、あの場所は・・・いまだにわからん。
45 :大人になった名無しさん :2005/09/08(木) 21:02:23
中学一年の頃。
自転車でそこら辺を冒険していたら、見慣れない畑。というより草原だったのかもしれない。
自分の家の近くに、こんなに緑の香りが有るとはと、感動していた。
しばらく適当に進むと、木で出来た店が有った。
どんな店だったかは忘れたけれど、出入り口付近にタルが置いてあった。中には見慣れない妙な物がたくさん有った。
なんでこんなでかい畑に、こんな店があるんだ?と不思議に思った。入ろうとも思ったけどやめておいた。
今でもたまにそこら辺に行く。草原は普通に見つかるのだが、どこを探しても店は見つからない。本当に一面が緑のようなところで、辺りを見回せば店なんかすぐに見つかると思うのだが。
うーむ。
48 :大人になった名無しさん :2006/03/02(木) 21:03:10
小学校低学年くらいだったときのこと。
はじめて姉と二人だけで近所にあった自然公園に行ったとき、
その公園内で行われている自然観察ツアーというものに参加した。
普段は自然保護の為立ち入り禁止されている場所にツアー指導者とともに進入し、自然を間近で観察する、というものだ。
当時住んでいた場所はどちらかというと都市に近いほうで、自然を感じることが少なかった為、ツアーに参加するときは喜んで参加していた。
その日ももちろん参加したのだが、なぜか参加者が姉と私と指導者の三人しかいなかった。
参加者が自分達しかいないということに開放感があり、いつもなら他人のペースにあわせて観察をしていたのだが、そのときは自分達のペースで観察を楽しめるということでワクワクしていた。
そして三人で観察を続けているうちに、指導者が手招きをして呼んだ。
見ると、とても珍しいらしい蝶が飛んでいた。
種類名や色の感じは記憶がおぼろでよくわからないが、その蝶はなにか特別なオーラを漂わせているようで綺麗だったと思う。
するとその蝶は、公園の奥のほうへ飛んでいってしまった。
残念がっていたが、指導者はその飛んでいったほうへ私たちを連れていってくれた。
そして、いつもは観察ツアーでも入ることを禁じられている道へと入ることが出来た。
その奥はいっそう自然が深まっている感じで、その奥に先ほどの蝶を見つけることができた。
指導者はその蝶についていろいろ教えてくれたが、もう観察時間が無くなり入り口へ戻ることになった。
それ以来、ツアーに参加してもその道の奥に行くことはなかった。
あの時だけに蝶に連れられて入ることのできた、秘密の道だった。
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by luck2jp
| 2006-04-16 00:04
| 懐かしいお話